古物商許可証取得しました!

「本格的にせどりを行おう!」と決意したので、古物商を取得しました!

 

今回は古物商許可取得に関して書いていきます。

古物商取得を考えている方のお力に少しでもなれれば幸いです。

 

古物商は

【23,000円・禁固歴無し・2か月の時間】の3つさえあれば誰でも取れるステキ許可です。

 物販系副業をする際にはもってて損のない許可です。

ちなみに、私は埼玉県で取りました!

そもそも古物商って?

そもそも古物商って何かという事なんですが

「中古品を販売(or買取)する為に必要な許可」

という認識でOKです。

基本的に「盗品」の買取・販売抑止や「盗品」の捜査に活用するのが目的のようです。

 

ただ、「中古品」の定義が意外にも世間とズレています。

 ■古物商における古物(中古品)の定義

一度使用された物品 若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入れをしたものをいう

 

「一度使用された物品=中古品」はイメージ通りですね。

くわえて、「使う目的で買ったけど使わなかった」というのも中古品扱いです。

新品未使用車とか登録未使用車とか新古車(すべて同じものを指す言葉)をイメージしていただければOK

なので、一般の人が一度、買ってしまうと中古品と思って差し支えないとなってしまうのです。

このあたりが、amazonで「新品」を出した時に真贋調査が来やすくなる理由かなぁと思っています。

 

個人名で販売登録して、新品出品すると「個人で使用目的で買ったけど、使いそうもないから出品したんじゃないの?それだとしたら、中古コンディションで出してもらわないとだめなのよ?」ってことなのかなぁと

あくまで個人的な想像ですけどね^^;

古物商取得の流れ

では、具体的な古物商許可取得の流れです。

0.所管の警察署に連絡

1.必要書類の準備

2.申請&証紙購入

3.45日待つ

4.発行!

5.プレート購入

 

こうしてみると、さらに誰でもできそうですよね^^

試験も何もなく取得可能なうえ、本当に誰でもできます。

「住民票の移転をするか~」くらいの感覚でできます。

 

では、各項目を詳しく

0.所管の警察署に連絡

時と場合によりますが、私は電話で事前に相談しました。

所管の警察署の代表番号に連絡

⇒「古物商許可の相談をしたい」と伝える

 ⇒担当部署につなげてもらう

  ⇒「古物商許可を申請したいのですが、○○日の午後に相談を兼ねて申請書の受け取りに行っても良いですか?」と伝えていました。

すると、窓口の開いている時間などを丁寧に教えてもらえ、担当者がその日、不在かどうかもわかります。

 

ちなみに、所管の警察署の調べ方ですが、「○○市(お住いの市町村) 所管 警察」でGoogle先生に聞くとわかります。

 

1.必要書類の準備

 ・住民票【300円】

 ・身分証明書(免許証ではない)【300~468円】

  ⇒本籍地の自治体に依頼し発行してもらう書類

  ⇒自己破産や禁固歴が無いかを証明するもの

  ⇒本籍地が遠方の方は郵送でのやり取りも可能

   ⇒本籍地のHPで確認できますし、電話でも相談可能です。

   ⇒実際、私は郵送でやり取りしました!

 ・申請書類&略歴書

  ⇒所管の警察署で受け取り(都道府県警HPからの印刷も可)

  ⇒しかも、その場で詳しい説明付き!(都道府県警HPからの印刷の場合はない)

ここで初めて所管の警察署に伺います。

実は私、警察署に入るの人生で初めてでした。

しかも、刑事ドラマのイメージが先行しているので、知らずに入っちゃいけない所とか入っちゃって、めっちゃ怒られたり、捕まるんじゃないかと内心ビクビクしてました(笑)

しかも、私の行った警察署では、担当部署の生活安全課が2階だったので、勝手に上の階に上がり込んで良いのだろうか・・・と考えてめっちゃ右往左往してました。

もうキョドり過ぎて完全に「あいつ不審者じゃね?」ってくらいだったはず

そして、『これ、このままだと、マジで不審者として「ちょっと、キミいいかな?」って、まさかの警察署内で職質されるんじゃねぇのか!?』と本気で思い始めました。

そこで私は、近くにあった窓口(会計課)の警察官に「す、すす、すs、すみません、古物の申請書貰いに来たんですけど、どうしたら・・・」と逆に声をかける作戦に出ました!

そしたら、普通に「そうなんですね。ご苦労様です。ご案内しますので、こちらにどうぞ^^/」って普通に案内してもらえました。

『あれ?意外と普通じゃん...』と少し緊張がほぐれた瞬間でした。

 

そして生活安全課の窓口に案内されて、古物商許可の担当者との面会になります。

申請書をもらうときには、担当者と面会できるので、不安な事やわからない事はどんどん質問しちゃいましょう!

ちなみに、私は緊張の為、ほっとんど質問できませんでした!!(←え!?)

それでも、記入に必要な事は、担当者さんがすべて説明してくれるので、問題なしです!!

 

2.申請&証紙購入

前工程でもらった申請書と略歴書に必要事項を記入し、住民票・身分証明書を入手したら、再び警察署に行って申請書の提出&申請費用【19,000円】の収入証紙購入です。

申請の際は時間に余裕をもって行くことをオススメします(理由はあとで)。

 

申請書をもらった時に、担当の方から言われていた事が2つあります。

1.番地表記は正式に

 ✖「1-1-1」

 〇「1丁目1番地1号」

2.証紙買う前に申請窓口に来てください。ホント、絶対、証紙買う前に来てください!

のふたつです。

1.番地表記は正式に

普段住所を書く際に番地表記は「1-1-1」と「-」で書きますよね。

これ、古物商の申請だとアウトなのだそうです。

申請書に記載するときは「1丁目1番地1号」と「-」を使わず、「丁目」「番地」「号」による記入が必要です。

また、私のように田舎に住んでいると「大字(おおあざ)」や「字(あざ)」という謎の住所表記があります。

普段は省略可能なのですが、古物商申請においては書いておく方が無難です。

 

2.証紙買う前に申請窓口に来てください。ホント、絶対、証紙買う前に来てください!

これ、すごく念押しされました^^;

そして、申請書を書いていて「あぁ、なるほど・・・」と納得します。

なぜなら、ほぼ100%の確率で、記入内容が分からない所があるのです。

その為、警察所の担当者さんは証紙購入前に申請書類をチェックし、必要書類に不足が無いか、申請書に不備が無いかを確認したいのです。

私自身、申請書を書いていて、わからない所がいくつかあったので、空欄のままにして、申請の時に質問しながら埋めていきました!

 

申請には時間の余裕をもって行った方が良い理由が、ここにあります。

申請の時に担当者さんと一緒に最後のチェックを行い、不備があれば加筆し、万全な状態で証紙を購入し申請する為に、そこそこの時間が必要です。

しかも、申請書のわからない所を質問しながら、ここは何を選択するかなどと判断を下しながら書いていると、本当にあっという間に1時間とかかかります。

しかも、警察署の閉まる時間より、証紙販売所の閉まる時間の方が30分~1時間早いなんて事もあります(実際、私の申請した警察署は30分差がありました)。

 

3.【45日】待つ

無事に申請が終わったら、あとは45日待つだけです。

古物商の許可が下りたら、警察署から連絡が来ますので、のんびり待ちましょう^^

せどりをやる方はこのタイミングに仕入し始めたり、リサーチに時間をかけるのも良いと思います。

 

4.発行!

警察から連絡が来たら、許可証を受け取りに行きましょう。

受け取りに行く時も、一応電話で「今日の午後行きます!」って伝えて取りに行きました。 

 

5.プレート購入

リサイクルショップに行った時にレジ横などに貼ってある青いプレートなのですが、古物商を行う場合は必須になります。

私は、警察で買いましたが、楽天などでも購入できます。

警察で購入すると税込み3000円。

ネットショップだと、もう少し安く購入できます。

しかも、スタンドなどもついてくるのでネットで購入すればよかったと後悔しています^^;


 

 ちなみに、最初に23,000円が必要としていたのは、住民票+身分証明書+申請費用+古物商プレート=300円+300~468円+19,000円+3000円=22,600~22,768円が必要になるからです。

身分証明書が300~468円なのは郵送の方もいるだろうという事で、幅を持たせています。

まとめ

・古物商許可は【23,000円・禁固歴無し・2か月の時間】があれば、だれでも申請可能

・所管警察署の担当者を質問攻めすれば、申請書の記入も問題なし

 ⇒事前に住民票と身分証明書を入手すれば、即日申請も可能!

・必須のプレートは楽天などのネットショップの方が早くて安くてオススメ!